週末に実家の佐久間へ行ったのは
フェスタ佐久間、水窪夢街道はもちろん
小松屋さんの栗むし羊かんを購入するためでした


ついでだからと
ちょっと早起きして庭木の剪定
チマチマ切ってゴミ袋に入れるのは大変
というわけで大活躍のレガシイ
ステーションワゴンって便利です


実家の裏山にぽいっと・・・


佐久間からの帰り道
真っ暗な国道１５２号線を走行中
山の中を真っ黒な服で歩いている男性が・・・・・右側に人影
怪しすぎます


一キロほど南下した公衆電話脇にバイクがポツンと。
ライダーは見当たりません
ということは・・・・・・
何らかのトラブルでバイクを置いて歩いているんだと想像。
Ｕターンして先程の怪しい人に声を掛けました

私　「どうかされました？」
男　「バイクがガス欠で止まってしまって・・・」

危ないので、助手席に乗ってもらい事情を聴きました。
新城在住の男性ライダー、旧富山村の温泉に行った帰りでした。
20Ｌのビックタンクに改造しているので無給油で大丈夫だろうと油断。
ガス欠。リザーブに切り替えて走るもガソリンスタンドはるか手前の龍山でエンジン停止

なんと携帯電話を家に忘れ、公衆電話にたどり着くも小銭が無い・・・・
ロードサービスに入っているのに呼ぶすべがない・・・・
なんてついてないのでしょうか・・・・・

とにかく民家を探すために1キロほど南下するもトンネル手前で
路側帯の無いトンネルに恐怖を覚えＵターン。
南下をあきらめ北上して公衆電話から1キロ以上歩いても民家無し・・・・
パトカーにも素通りされ・・・・
手を振って車を止める勇気もなし・・・・
そこに、おせっかいおじさん停止。

私　「ロードサービス呼んでもすぐには来ないでしょうから、私の実家へ行きます！？」
念のため実家に電話しました

私　「携行缶にガソリン入ってる？」
母　「父さんが、もう台風シーズン終わったから車に給油しちゃった！！」

なんて、危機管理意識が無いんでしょう・・・・
天災は台風だけでは無いというのに
地震だっていつ来るか分かりません

母　「少しならあるっていうけど・・・・」
私　「混合ガソリンではないよね？？」
母　「大丈夫だって！！」

といわけで、現場から１５分ほどの実家へＵターン
車中では自転車、バイク談義
男　「自転車ってかなり燃費が悪いって、片山右京さんが言ってましたよ！」
私　「そうそう！！」
男　「スポーツドリンクの方が高いって！！」
真っ暗なカーブの先の道路の真ん中に軽トラが止まっているではありませんか！！
父と母。
下の道路まで、ガソリンを持ってきてくれました！


母　「早かったね！」
ライダー　「ポツンと一軒家ですね！！」
確かに、くねくね山道のポツンと一軒家ばかり・・・・



10Ｌほどのガソリンを入手できました


急いで戻って給油
かなり手の入ったＸＬ250です
私　「お先にどうぞ！」


山東の最初のＧＳでライダー発見！！
無事で何よりです。
「お気を付けて！！」

情けは人の為ならず。


遠慮なく、ガソリン代は頂戴いたしました（汗）

国道152号線でガス欠救助は二人目です
皆さんも早めの給油、予備ガソリンの携帯をお忘れなく
ＪＡＦもなかなか来てくれません
特に日曜は開いているＧＳがほとんどありません
過疎のため廃業するＧＳばかり
法規制で古い地下タンクの改修義務の影響もあります
自然に囲まれて最高なんですけどね・・・・